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Beauty Skin Care


「肌が黒くくすんでいる」「かゆみがなかなか治まらない」こんな症状でお悩みの方はいませんか?このような症状が長引くとうんざりしてしまいますよね。肌の黒ずみやかゆみは珍しい症状ではなく、誰にでも起こり得る症状です。そのため、年齢や男女を問わず悩んでいる方は意外と多いのです。しかし、原因と正しい対処法を知っていれば症状を改善することが出来ます。今回は、肌の黒ずみ・かゆみを引き起こす3つの原因と対処法をご紹介します。

目次

  1. 肌の黒ずみやかゆみを引き起こすメカニズムとは?
  2. 肌の黒ずみとかゆみを改善する3つの対処法
  3. 肌の黒ずみとかゆみが治らない場合は皮膚科へ
  4. 肌の黒ずみとかゆみを予防するには
  5. 肌の黒ずみとかゆみは正しい対処法で改善出来る

肌の黒ずみやかゆみを引き起こすメカニズムとは?

肌の黒ずみの原因は、外部からの刺激によって色素沈着が起こることです。主に摩擦やかゆみによって掻いてしまうことが刺激となります。かゆみを引き起こす原因は3つあります。

  1. 肌の乾燥
  2. かゆみ物質の分泌
  3. 皮膚の疾患

肌の乾燥が原因の場合

乾燥肌の場合正常な皮膚は自らバリアを作り、紫外線や外部からの刺激から肌を守ってくれています。そのため肌は十分な水分と油分が保たれた状態です。
一方乾燥肌とは、何らかの要因で皮膚のバリア機能が壊れ肌内部の水分が蒸発してしまっている状態です。皮膚のバリア機能の崩壊は、体質、年齢、生活習慣、食生活、ストレス、気候などさまざまな要因によって引き起こされます。
皮膚のバリア機能が壊れた肌はとても無防備な状態です。そのため、外部からのほんの少しの刺激でかゆみが生じてしまいます。具体的には、髪の毛が顔に触れる、枕や布団など寝具との摩擦、タオルで身体を拭く、風や雨に当たる、プールやお風呂に入る、化粧品や日焼け止めの使用、シャンプーや洗顔料の使用、衣服との摩擦、など日常で当たり前のように起こる刺激です。 かゆみが生じたからといって掻いてしまうのは逆効果です。掻くことで些細な刺激にも敏感になってしまい、より強くかゆみを感じるようになってしまいます。かゆいからといって掻くのは止めましょう。肌には防衛本能があるため、掻くという刺激受けるとメラニンを生成します。メラニンが過剰に生成されると掻いた部分が色素沈着を起こし、黒ずみとなって跡が残ってしまいます。また、掻いた場所が傷になってしまった場合は炎症を起こし、その傷も色素沈着を起こし黒ずみに繋がってしまいます。乾燥によるかゆみには正しい対処が必要です。

かゆみ物質の分泌が原因の場合

かゆみは肥満細胞と呼ばれるマスト細胞から分泌されるヒスタミンという物質により引き起こされます。やっかいなのは、ヒスタミンが分泌されるきっかけとして実に多くのパターンがあることです。植物や動物に触れた、金属類や化学物質にアレルギーを起こした、虫に刺された、食品にアレルギーを起こしたなど、誰にでも簡単に起こり得るのです。
では、ヒスタミンがどのようにかゆみに関係しているのかをみていきましょう。まず、マスト細胞からヒスタミンが分泌されるとかゆみや痛みを司る知覚神経に作用します。知覚神経が感じ取ったかゆみの情報は脳に伝達され、その後末端神経にも伝達されます。脳は同時に神経ペプチドと呼ばれる神経伝達物質を放出させます。この神経ペプチドは肥満細胞を刺激してしまう性質があるため、さらにヒスタミンが分泌されてしまうという悪循環が起こるのです。一度かゆみを感じたらどんどんかゆみが増していくという経験はありませんか?それはこの悪循環が原因なのです。
ヒスタミンによる肌のかゆみを引き起こさないためには、植物アレルギーや動物アレルギーなど、アレルギーを引き起こす原因物質を知ることが大切です。自分でも気づいていない意外なかゆみの原因があるかもしれません。

皮膚の疾患が原因の場合

皮膚の疾患の中にはかゆみを伴うものが多くあります。かゆみの原因が肌の乾燥、アレルギー反応によるヒスタミンの分泌に該当しない場合は、皮膚疾患の可能性があります。かゆみを伴う皮膚疾患の代表例をみていきましょう。 1つ目はじんましんです。突然激しいかゆみに襲われ、赤い水ぶくれのようなものが短時間で広がるのが特徴です。水ぶくれが身体の一部に出来る場合もあれば、全身に及ぶ場合もあります。1か月以内で症状が治まるものを急性じんましん、1か月以上症状が続くものを慢性じんましんといいます。 2つ目はアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎は激しいかゆみを伴う慢性の皮膚炎です。乳幼児期に発症する例が多くみられます。激しいかゆみのせいで寝ている間に身体を掻きむしってしまうということもあります。そのため色素沈着を起こし、皮膚が赤くなったり黒ずみが残ってしまったりします。これらの皮膚疾患はしっかりとした治療が必要です。

肌の黒ずみとかゆみを改善する3つの対処法

肌の乾燥が原因の場合の改善方法

乾燥肌の改善には、壊れてしまった皮膚のバリア機能を復活させる必要があります。最も有効的な方法は、保湿をしっかりと行うことです。蒸発してしまった水分や油分は保湿を行うことで補うことが出来ます。お風呂上がりには水分を自然乾燥させることなく、タオルで優しく拭き取りすぐに保湿をしましょう。化粧水や乳液、クリームなど自分に合った保湿剤を見つけてください。水仕事をした後もしっかりとハンドクリームを塗りましょう。
ボディソープや洗顔料選びも重要です。肌が乾燥している状態では、外部からの刺激に敏感になっています。洗浄力の強いものを選ぶと肌がさらに乾燥してしまう可能性があります。洗浄力の強いアルカリ性のものは避け、肌に優しいアミノ酸系のものを選びましょう。肌へのダメージを軽減するためには、泡立ちを良くするのもポイントです。泡立っていないまま洗うと肌を傷つける可能性があります。身体や顔を洗う前にはふわふわの泡を作ることを心がけましょう。初めから泡で出てくるタイプのボディソープや洗顔料もオススメです。
洗う際にゴシゴシと力強く擦るのは厳禁です。円を描くように優しく洗いましょう。ゴシゴシと洗うことに慣れてしまっている方は洗った気がしないと感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。
また、ボディソープや洗顔料だけでなく、ハンドソープや食器用洗剤、住宅用洗剤なども低刺激のものを選ぶようにしましょう。普段何気なく使っている商品を見直し、肌への負担の少ないものに替えてみてください。

かゆみ物質の分泌が原因の場合の改善方法

何らかのアレルギーを持っている場合、ヒスタミンが過剰に分泌されかゆみが引き起こされます。食品や植物、動物などアレルギーの原因となり得るものは数多く存在します。自分では気づいていないアレルギーを持っている可能性もあるため、アレルギーの有無を調べる必要があります。アレルギーが見つかった場合は、生活の中からアレルゲンを除去してください。 肌に刺激を与えないよう衣類や寝具にも気を配ることも大切です。肌触りの良いものや吸水性に優れているものを選びましょう。洗濯をする際は洗浄力の強い洗剤は避け、洗剤が残らないようしっかりとすすぎましょう。
肌に直接触れる可能性の高い髪や手は清潔に保ちましょう。髪が長い方はまとめてなるべく顔にかからないようにしてください。爪で肌を傷つけることのないようお手入れをしておきましょう。かゆみを感じても手で触ったり掻いたりするのは我慢してください。
気候別の対策も効果的です。夏は紫外線を浴びる機会が多く、汗もかきやすいため肌への負担が増える季節です。外に出るときはしっかりと紫外線対策を行いましょう。汗をかいたらこまめに着替え、肌を清潔な状態に保ちましょう。
冬は乾燥が気になる季節です。室内では加湿器を使用して部屋の湿度に気をつけましょう。また、急激な温度変化がきっかけとなってじんましんが発生する場合もあります。外に出るときは厚着をして肌を守りましょう。

皮膚の疾患が原因の場合の改善方法

じんましんとアトピー性皮膚炎は薬で治療することが出来ます。どちらも根気強く治療を続けることが大切です。
まず、じんましんの治療は抗ヒスタミン薬を中心に行います。用法や用量は医師の指示を受けましょう。じんましんは何がきっかけとなって症状が現れるかはっきりと分からない場合があります。何度も繰り返さないために、何を食べたか、何を触ったか、体調はどうだったかなど、発症前の様子を思い出して記録しておくと診断に役立ちます。
アトピー性皮膚炎の治療は、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド剤を中心に行います。内服薬と外服薬だけでなく、保湿ケアも重要となってきます。この3つをバランス良く取り入れて治療をしていきます。

肌の黒ずみとかゆみが治らない場合は皮膚科へ

自宅でセルフケアを続けても肌の黒ずみやかゆみが治まらない場合は、皮膚科を受診しましょう。血液検査によりどのようなアレルギーを持っているかを調べてみるのがオススメです。かゆみの原因を突き止め、それに合った治療を受けましょう。
肌の黒ずみに有効なケミカルピーリングやレーザー治療を受けることも出来ます。治療の回数は症状によって異なります。どの程度の効果を得たいのかを医師に伝え、納得のいく治療を受けましょう。

肌の黒ずみとかゆみを予防するには

肌の黒ずみやかゆみは症状が出る前に予防しておくことが出来ます。3つの原因別に予防法があります。どれも難しいものではありませんので、ぜひお試しください。

  1. 生活習慣の見直し
  2. アレルゲンの除去
  3. 肌を清潔に保つこと

生活習慣の見直しで予防

生活習慣の見直しが重要乾燥肌を予防するためには生活習慣の見直しが重要となります。まずは食生活です。過度なダイエットや偏った食事は止めてください。肌のターンオーバーを促すには、良質なたんぱく質が必要です。大豆製品や魚を摂るように心がけましょう。ビタミンやミネラルも必須です。野菜やフルーツを積極的に摂取しましょう。
次に睡眠です。睡眠不足は肌のターンオーバーを乱します。人は眠っている時、レム睡眠という深い眠りの時に成長ホルモンが分泌されます。良質な睡眠をしっかりと取ることが大切です。食事は就寝の2時間前には済ませましょう。寝る前に食べてしまうと胃腸が働き、深い眠りに入れなくなってしまいます。また、体温が高すぎたり低すぎたりしてもいけません。入浴は就寝の1時間前に済ませ、布団に入る時に丁度良い体温になるようにしましょう。入浴後は軽いストレッチをするのがオススメです。寝る直前にテレビやスマホを見ると脳が覚醒してしまうので控えましょう。
室内の環境にも気を配る必要があります。室内が乾燥していると肌へダメージを与えてしまいます。室内温度は高くなり過ぎないように注意しましょう。最も効果的なのは加湿器の使用です。特に冬は乾燥しやすいので、加湿器を使用して室内の湿度を保ちましょう。
ストレスも肌には大敵です。不規則な生活が続いていたり、イライラしやすかったりしませんか?たまにはゆっくりお風呂に入ったり、自分の好きなことをしたりして上手にストレスを発散させましょう。

アレルゲンの除去で予防

身体が何らかのアレルギー反応を起こすと、肌のかゆみを引き起こしてしまいます。何らかのアレルギーを持っている場合は、生活の中からアレルギーを引き起こす物質を除去しなければいけません。代表的なアレルギーは、花粉や猫、ハウスダストなどです。アレルギー検査は皮膚科で簡単に行うことが出来ます。アレルギーが気になる方は一度検査をしましょう。
自分ではアレルギーを持っていないと思っていても、意外なものでアレルギー反応を起こす場合もあります。アレルギーを起こさないためには、日頃からの予防も大切です。屋外での活動の際は、むやみに草木や虫などに触らないようにしましょう。長時間屋外にいる場合は日焼け止めを塗るなどしっかりと紫外線対策をしてください。初めて使う化粧品やスプレーなどは一度に大量に使わず、必ずパッチテストをしましょう。安易に他人の化粧品を借りるのも止めましょう。また、普段は食べても大丈夫な食品でも、体調によってはアレルギーを起こしてしまう場合もあります。体調が優れない時は口にするものに注意しましょう。
家を清潔にすることも大切です。掃除が行き届いていなかったり、ほこりが舞っていたりはしませんか?掃除機をかけるだけでも良いので、毎日掃除をしましょう。掃除機をかける際は窓を開けるなど換気をしましょう。

肌を清潔に保つことで予防

皮膚の疾患を予防するためには、肌を清潔に保つことが大切です。汗をかいたらすぐに拭き、こまめに着替えましょう。衣類はすぐに洗濯し、生乾きにならないようしっかりと乾かしましょう。特に夏場は蒸れやすく、かぶれたり汗もが出来やすくなったりします。通気性の良い衣類を身につけましょう。
1年中シャワーだけで済ましているという方はいませんか?肌の乾燥を防ぐためには、湯船にしっかりと浸かることも必要です。夏場でもなるべく湯船に浸かるようにしましょう。熱過ぎるお湯は肌へのダメージとなってしまうため、ぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。お風呂から上がった後は、忘れずにしっかりと保湿をしてください。お風呂場を清潔にしておくことも重要です。
カビが繁殖していたり汚れが残っていたりすることの無いようにしてください。お風呂は毎日しっかりと掃除し、カビが繁殖しないよう気をつけましょう。
参考:小鼻やTゾーンの黒ずみに悩んでいる人必見!正しい対策をすれば改善できる!

肌の黒ずみとかゆみは正しい対処法で改善出来る

肌の黒ずみとかゆみには3つの原因とそれぞれに合った対処法があります。原因をきちんと理解していなかったり、誤った対処をしてしまったりすると余計に悪化させてしまう可能性もあります。肌の黒ずみやかゆみは一度のケアで全て改善されるわけではありません。コツコツと毎日のケアを続けることが大切です。そうすれば徐々に症状は改善していきます。この機会に自分の肌の黒ずみやかゆみの原因を突き止め、正しいケアをしていきましょう。